校長からの挨拶

2019年 ワシントン補習授業校(日本語学校)

  Washington Japanese Language School
校 長 森 宏介

本校は、日本の文部科学省より認定された補習授業校です。開校は1958年9月。60年の歴史をもつ世界で一番古い補習授業校としてもよく知られています。開校当初は、在アメリカ合衆国日本国大使館の一室を借りて授業を行う全児童数29名、教員2名の小さな学校でしたが、日本人在住者の増加とともに、幼稚部・中学部・高等部が設置されるなどの変化を遂げてきました。

1973年9月には、手狭になった大使館を離れ、ワシントンD.C.郊外の私立校の教室等を借りて授業を行うようになりました。2019年5月4日現在の児童生徒数は732名。メリーランド州にある私立学校(Stone Ridge School of the Sacred Heart)を借用し、週1回土曜日に授業を行っています。

本校の児童生徒は、週5日間に及ぶ現地校での学習に加え、土曜日には本校で日本の学習指導要領に定められた主要な教科を学びます。現地校と補習校の両立は、児童生徒にとって時間的に大きな負担です。また、英語と日本語の2つの言語を使っての学びは、方法的にも内容的にも困難なことであると言えるでしょう。732名の子どもたちは、日々そのような困難さに打ち勝つ努力を重ね、着実に成果をあげている素晴らしい児童生徒ばかりです。

本校の教育目標は、「国際感覚を身に付けた人間性豊かな児童・生徒の育成」です。私たちは、アメリカの教育に加え日本のそれにも直接触れることができるという恵まれた環境を生かして、児童生徒を「語学力」「主体性・積極性」「チャレンジ精神」「異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティ」等を併せ持つ人材、言い換えると「グローバル人材」に育てたいと願い、教育活動を展開しています。授業日数は、年間わずか41日。日本語力の維持・向上には十分な時間であるとは言えません。また、日本人としてのアイデンティティを形成する機会も不十分です。したがって、先に示した教育目標を達成するためには、学校と家庭が力を合わせることが不可欠です。

私たち教職員は、日本語力の維持と学力向上に加え、日本文化の習得を目的とした教育活動に全力で取り組んで参ります。保護者の皆様におかれましては、学校へのご協力と共に、児童生徒へのご支援をよろしくお願い致します。

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