校長からの挨拶

2025年 ワシントン補習授業校(日本語学校)

  Washington Japanese Language School
校 長 東間 義孝

 

ワシントン日本語学校(補習授業校)は、日本の文部科学省から認定されたワシントンD.C.周辺地域の子どもたちが通う補習授業校です。1958(昭和33)年9月に、世界で最初に開校された歴史のある学校です。

開校当初は、在アメリカ合衆国日本国大使館の一室を借りて授業を行う小学生29名、教員2名の小さな学校でした。在留邦人の増加とともに、幼稚部・中学部・高等部が設置されるなどの変遷を遂げてきました。1973(昭和48)年9月には手狭になった大使館を離れ、郊外の私立学校の教室等を借りて授業を行うようになりましたが、その後も様々な借用校を経験し、現在はワシントンD.C.に隣接するメリーランド州にある落ち着いた教育環境を有した借用校を学び舎としています。

 

本校の子どもたちは、週5日間の現地校での学習に加え、土曜日には日本の教科書を使って国語、算数・数学を中心に学習指導要領に準拠した学習内容を学びます(小4~中3社会科を含む)。現地校と本校の両立は、大きな負担になることは否定できません。しかしながら、子どもたちはもちろんのこと支える保護者も含め、様々な困難に負けず目標に向かって諦めずに日々努力を重ねています。その姿勢が、本校の伝統ともなっています。

 

本校の教育目標は、アメリカの地で学ぶ子どもたちの置かれている環境を生かして、「国際感覚を身に付けた人間性豊かな児童・生徒の育成」を掲げています。日本人としてのアイデンティティーを育み、将来世界で活躍するグローバル人材としての基礎を、本校でぜひ身に付けてもらいたいと思います。教職員一同、管理運営委員会と手を携えて、保護者の皆様のご理解とご協力をいただきながら、全力で取り組んでまいります。

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