日本名 | ワシントン補習授業校 |
現地名 | ワシントン日本語学校 |
英文名 | Washington Japanese Language School |
※本校は1984年(昭和59年)11月にワシントンDCより学校法人の許可を受けています。
ワシントン日本語学校は、児童・生徒の日本語力の維持・向上のための教育を主に行い、あわせて日本的生活習慣の涵養と文化の習得に資することを目的とする。
本校は日本の文部科学省より補習授業校として認可を得ております。「補習授業校は、〇現地校に通学する児童生徒が【対象】、〇再び日本国内の学校に編入した際にスムーズに適応できるよう【目標】、〇基幹教科の基礎的基本的知識・技能および日本の学校文化を【内容】、〇日本語によって学習する【方法】教育施設」(文部科学省「補習授業校の性格」から抜粋)です。日本国内の小・中学校のような義務教育の学校ではありませんが、文部科学省の学習指導要領に準じ、その一部を、文部科学省より無償給与されている教科書を使用し、補習します。週1回のみの補習校であるため、日本及びアメリカにおいても正規の学校としては認められず、正規の卒業資格も取得出来ませんが、卒業式を行い本校独自の卒業証書を発行しております。また、一貫教育を実施するために幼稚部と高等部があります。本校には2名の政府派遣教員が勤務しています。学級・教科担任はすべて現地採用教員です。原則として、日本の学齢相当の児童生徒で、すべて日本語で行われる授業を理解出来る程度に日本語を身につけている者であれば、国籍・人種等を問わず入学を認めています。
本校は補習授業校として日本政府から校舎借用料や現地採用教員への謝金の補助、派遣教員の派遣に関わる費用等の公的援助を頂いておりますが、全てが賄われているわけではありません。教員の人件費、職員の人件費、校舎借用料、教材費、図書費、設備費、光熱費、その他の雑費を賄っているのは、受益者としての児童・生徒(保護者)の納付する授業料です。ワシントンDCより学校法人としての承認を得ており、「ワシントン日本語学校管理運営委員会」が運営に関する決定機関です。授業内容は、日本の学習指導要領を参考に、経験豊かな政府派遣教員の指導のもとワシントン日本語学校が独自に決めています。特に幼稚部と高等部は、ニーズに合わせたフレキシブルな編制を実施しています。公立学校のような学区は有りませんので、広く受け入れた児童・生徒にとって魅力的な学校作りを目指しております。
保護者には2つの役割が有ります。1つ目は家庭教育の実施です。週1回6時限の授業だけで児童・生徒の日本語力の維持・向上は困難です。家庭での本読み、宿題の補佐など、学校で行われる日本語学習の手助けが必要です。2つ目は学校の管理や運営への参加です。教務と会計以外のほとんどの学校運営に関わる業務は保護者が担っています。学校を実際に管理している運営委員会、学年代表、学級代表、安全指導当番、 教室当番、図書当番、ITサポート当番など、すべて保護者によって構成されており、文字通り保護者が学校を支えています。また、運動会などの季節毎の行事も保護者のサポート(お手伝い)なしには成り立ちません。以上のように、当日本語学校の運営は保護者の協力なしには成り立たない事をご理解いただきますよう、宜しくお願いいたします。
校長からの挨拶 管理運営委員会 所在地・連絡先 採用情報更新:2014年1月